【汚れの特徴】
カビのは、温度が20~30℃、湿度が70~80%で繁殖しやすいです。浴室は、高温多湿に加えて、カビの栄養源となる湯アカがあるため、特にカビが繁殖しやすい場所です。
逆に言うと、浴室の使用後はシャワーで全体に水をかける、水切りなどでよく室内の水分を除去する、換気を頻繁に行うなど、高温多湿の状態から遠ざける努力をすると、カビの発生を最小限に抑えることが出来ます。
【発生しやすい箇所】
タイルの目地、壁、床、備品など
【基本お掃除】
まずは、お風呂用洗剤やブラシを使ってこすり洗いします。それでも取れないカビには、カビ取り剤、もしくは水で3~4倍に薄めた塩素系漂白剤を部分的に塗布します。そのまま5~10分ほど放置し、カビの色が消えるのを待ちます。その後よく水洗いします。
※カビ取り剤を使用する際は、それまでの洗剤分と混ざらないように、水でよく洗い流してから使用して下さい。
【注意点】
①ゴム手袋をはめ、液がたれないよう端の部分を少し折り返します。また、バスブーツを履き、できれば防止もかぶって、マスクと保護めがねを着用して下さい。完全防備が基本です!
②高い位置にカビ取り剤をスプレーしないで下さい。目に入ったり顔にかかったりして、とても危険です。スポンジやブラシなどで塗布するようにして下さい。
③くどいようですが、塩素系漂白剤と酸性の洗剤が混ざると、有毒ガスが発生してとても危険です。洗剤のラベル表示をよく見て、液性を必ず確認して下さい。