TMです。バラエティー番組の「ホンマでっか!?TV」などに出演し、流通評論家として、斬新な切り口でネタを紹介されていた金子哲雄さんが、肺の悪性腫瘍で昨日亡くなられました。私と同じ1971年4月生まれの41歳。激やせされていましたが、『ダイエットに成功した』事にして、視聴者どころか共演者の皆さんにも病気を隠して、最後まで笑顔で出演されておられました。
思うところふたつ。
男の(いや、人の)死に様は色々あります。病気である事を公表して立ち向かう人。公表せず、家族との時間を大事にして、ひっそりと最後を迎える人。死を怖れ、あがいたり泣きわめくのも死に様の一つかもしれません。ですが、ひた隠しにして、最後まで笑顔で散っていった金子さんの死に様というか生き様はどうでしょうか?なかなか出来る事ではない、壮絶な、かっこいい死に様ではないでしょうか?自分にはとても真似の出来ないことのようです。
そして、同い年の人が若くして死んでいくと、いま在る事に感謝して、いまを精一杯生きなければ後悔するなと改めて思いました。
金子さん、心よりご冥福をお祈りいたします。