湿度を下げ、乾燥させることが大切。キッチンや浴室、トイレなどの換気設備を利用して、汚れた空気を排気し、ときどき窓を開けて新しい空気を入れましょう。また除湿機やエアコンの[ドライ・送風]を使って、室内の湿度は50%くらいに保つよう心掛けましょう。
②こまめに掃除
ふとんや畳、カーペットはダニの餌になるフケやアカがついています。食べかすやカビもご馳走に。こまめな掃除と洗濯で、餌を出来るだけ除去し、ダニの住みにくい環境に!
以上、ダニの繁殖を防ぐ二つのポイントです。言うは易し、行うは難し。下記に日ごろから気をつけたいことも記載しますが、これもなかなか難しい・・・。でも、出来ることだけでもやってみましょう。
☆なるべく室内で洗濯物を干さない。どうしても室内干しする場合は、空気の流れのある場所に干す。
☆畳やフローリングの上にじゅうたんやカーペットを敷かない。
☆家具と壁の間にすき間を作りましょう。
☆観葉植物や水槽をなるべく室内に置かない
素材別の対処方法
【カーペット】
毛足の奥に隠れているので除去しにくく、静電気に引き寄せられるので、スリッパで歩くたびに付着し、別の場所に運ばれる事もあります。
→毛を起こしながら繰り返し掃除機をかけましょう。ブラシでパイルを起こしてから掃除機をかけると、フンや死がいが浮上し、よく取れます。
【布製のソファー】
背もたれと座面が接触しているすき間部分は、フケやアカ、食べかすなどが溜まりやすく、ダニの格好の住居に。
→ていねいに掃除機をかけ、クッションなどは黒いビニール袋に入れ、天日干しを。
【畳】
天然畳と化学畳があり、ダニが生息しやすいのは天然畳。製造してから3年までは水分量が多いので、室内の湿度に要注意!
→畳の目に沿ってていねいに掃除機をかけます。(1畳当たり30秒以上)
【寝具】
就寝中の汗や人のフケ、アカが付着している寝具は、ダニが繁殖しやすい場所。3年が経った掛け布団には約10万匹(ほとんどが死がい)のダニがいると言われています。
→一番理想的な方法は、丸洗いする事!ダニのフンは水溶性のため、洗濯によるアレル物質の除去率は90%以上です。
※ダスキンでは、カーペットや布張りソファのお掃除はもちろんのこと、布団の丸洗いも行っています。宣伝するわけでは有りませんが、手に負えない部分はプロにお任せ頂くのもひとつの方法かなと思います。